「言われた通りにやりました」で、何度も失敗した話

こんにちは。マネージャーをしています。

今回は、若い頃にやらかした失敗と、そこから学んだちょっとした習慣について書いてみます。

何度もやらかしたことがある。
「言われた通りにやったのに、なぜかうまくいかない」 というパターン。

当時は「ちゃんとやったのに…」と思っていたけど、
今振り返ると、原因はめちゃくちゃシンプルでした。


「片付けておいて」を、そのまま受け取った日

あるとき、上司にこう言われた。

「この件、先に片付けておいて」

分かりました、とすぐ動いた。
自分なりに資料を整理して、関係者にも連絡して、段取りを組んだ。

結果、上司から返ってきた言葉はこうだった。

「いや、そうじゃなくて」

上司が「片付ける」で意味していたのは、リスクの洗い出しだった。
自分が「片付ける」で理解したのは、タスクの整理だった。

同じ言葉なのに、中身が全然違っていた。

やり直し。時間もロス。
しかも「ちゃんと指示を聞いていなかったのか」という空気になる。

いや、聞いてたんです。聞いてたけど、確認してなかった


「言われた通り」の落とし穴

この失敗、一度だけじゃなかった。

上司の指示をそのまま受け取って動く。
途中で「あれ?」と思っても、もう動き始めている。
最後まで走って出したら、方向が違っていた。

言われた通りにやっている。でもズレている。

当時の自分は、これがなぜ起きるのか分からなかった。

今なら分かる。
指示を「聞く」と「理解する」は、別の作業だった。

聞いただけでは、相手の意図までは分からない。
自分なりに噛み砕いて、「こういう意味ですよね?」と確認して、
初めて同じ方向を向ける。

当たり前のことなのに、当時はそれができていなかった。


変わったきっかけは、たった一言

転機になったのは、ある先輩の一言だった。

指示を受けた後に、先輩がこう聞き返していた。

「それって、こういうことですか?」

たったそれだけ。
でも、その一言で上司との認識が揃い、仕事がスムーズに進んでいた。

自分はこれを見て、真似することにした。

指示を受けたら、すぐに動かない。
一回だけ、間にワンクッション入れる。

❶ まず、「こう理解しました」 と自分の解釈を伝える。
❷ 次に、「こう進めようと思います」 と方向性を出す。
❸ 最後に、「合ってますか?」 と確認する。

この3つをセットで出すようにした。

最初は的外れなことも言ったし、
「全然違うよ」と言われることもあった。

でも、ズレが最初に分かるから、やり直しが激減した。

遠回りに見えるこのワンクッションが、
実は一番の近道だった。


間違えていい。早ければ早いほどいい

この習慣で一番変わったのは、「間違えること」が怖くなくなったこと。

以前は、的外れなことを言って恥をかくのが嫌だった。
だから黙って、言われた通りに動いていた。

でも実際は逆だった。

早めに出した間違いは、「確認」になる。
遅く出た間違いは、「やり直し」になる。

同じ間違いなのに、タイミングだけで意味が変わる。
それに気づいてから、仕事がだいぶ楽になった。


今、マネジメントする側になって思うこと

今は自分がメンバーに仕事を任せる立場になった。

そこで気をつけているのは、
「解釈を出しやすい空気を作ること」 だ。

メンバーが「こう理解しました」と言ってくれたとき、
合っているかどうかより先に、言ってくれたこと自体をまず認める。
ズレがあれば、そのあと一緒に直せばいい。

昔の自分を思い出すと、
的外れなことを言って「違う」と一蹴されたら、次から怖くて言えなくなる。

だから順番が大事だと思っている。

まず「出してくれてありがとう」。その次に「ここだけ少し違うかも」。

この積み重ねで、
少しずつ「聞いてみていいんだ」という空気が生まれてきた気がする。


まとめ:仕事を変えた、地味な3ステップ

振り返ると、自分の仕事が変わったきっかけは、すごく地味なことだった。

理解する。解釈を言葉にする。確認する。

特別なスキルは要らない。
この小さな習慣があるだけで、仕事の進み方はかなり変わる。

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