新人の頃、呪文にしか聞こえなかったIT用語たち
こんにちは。エンジニアの中畑です。
新年度になり、パロスにも新しく3名の方々が入社しました。
メンバーの方が新人の方と話しているのを横で聞いている中で、ふと「最初って用語分からないよな」と思い出しました。自分自身も新人の頃、会議やチャットで飛び交う言葉がほとんど理解できず、正直かなり戸惑っていました。
「コンフリクト起きてるよ」
「これデグレしてるね」
「最新をマージしといてね」
……当時はほぼ呪文でした。
今になって、当たり前のようにその言葉を使っている自分に気づき、「これ、最初に誰かがまとめてくれてたら助かったな」と思いました。
なので今回は、新人の頃に分からなかった用語を、当時の自分の目線も交えつつまとめてみます。同じようにつまずく人の助けになれば嬉しいです。
■ 基本編 — まず出てくるやつ
【バッチ】
当時:なんか裏で動いてるやつ?
今は:まとめて処理するプログラム(定期実行されることが多い)
「バッチを叩いて」と言われても、何がどう動いているのかさっぱりでした。
【コンフリクト】
当時:揉めてる?
今は:Gitで変更内容がぶつかること
「コンフリクト解消お願いします」と言われたとき、正直「何をどうすれば…?」ってなりました。
【デグレ】
当時:なんかヤバそうなやつ
今は:修正したら別の部分が壊れること
「デグレしてない?」って聞かれるたびにドキッとしてました。コード触るのが怖くなる感覚、新人あるあるだと思います。
「触らなければ壊れないのでは…?」って思ってた時期ありました。
【マージ】
当時:合体するやつ
今は:ブランチの変更を統合すること
なんとなく雰囲気でやってたけど、ちゃんと理解したのは少し後でした。
「とりあえずコンフリクト出なければOK」くらいの認識でした。
【プルリク(PR)】
当時:レビュー依頼っぽいやつ
今は:変更を取り込んでもらうための申請
「とりあえず出す」から「ちゃんと説明を書く」に変わるまで時間かかりました。
【スコープ】
当時:範囲…?どこまで?
今は:その案件でやること・やらないことの線引き
これを理解していないと、普通にタスクが増えていきます。
■ 中級編 — 慣れてきた頃に出てくるやつ
【リファクタ】
当時:動いてるならよくない?
今は:動作はそのままでコードの構造を整理すること
「動いてるならいいじゃん」って最初は思ってた。ある程度経験積んでから、汚いコードの怖さが分かってきました。
【冪等性(べきとうせい)】
当時:読めない
今は:何回実行しても結果が同じになる性質
最初に見たときは、読み方から分かりませんでした。
■ 名前は知ってるけど編
【API】
当時:なんかシステム同士がつながるやつ?
今は:アプリ同士をつなぐ窓口みたいなもの
名前は早い段階から知ってたけど、「で、実際何なの?」って聞かれると詰まってた。
“分かった気になりやすい言葉”の代表だと思います。
【フレームワーク】
当時:骨組み…?何の?
今は:開発に必要な機能がまとまった土台。家で言うと骨格部分
使い始めてから「あ、これがフレームワークか」ってなった。説明より先に体験した感じでした。
【ライブラリ】
当時:フレームワークと何が違うの?
今は:特定の機能を使い回せるパーツ集。フレームワークが骨格なら家具みたいなイメージ
フレームワークとセットで混乱するやつ。この2つの違いを誰かに聞けばよかったと思ってます。
【オブジェクト指向】
これは正直、人に説明するのは難しいです。
「モノ単位でコードを整理する考え方」とは言えるけど、これで伝わってるか毎回不安になります。
たぶん一度で完全に理解するものではないんだと思っています
■ 最近編
【IaC(Infrastructure as Code)】
当時:略語すぎて無理
今は:インフラをコードで管理する考え方(Terraformなど)
【CI/CD】
当時:なんか自動化してるやつ
今は:ビルド・テスト・デプロイを自動化する仕組み
PRを出したら自動でテストが走るやつ、くらいの理解から入りました。
【o11y(Observability)】
当時:完全に暗号
今は:ログ・メトリクス・トレースでシステムの状態を把握すること
ちなみにobservabilityのoとyの間の文字数が11文字。だからo11y。最初に知ったとき少しスッキリしました。
■ まとめ
新人の頃は呪文にしか聞こえなかった言葉も、今では当たり前のように使っています。
最初は意味が分からなかった言葉も、実務の中で使いながら少しずつ理解していく。
気づいたら、自分も同じ言葉を使う側になっている。そういう積み重ねの中で、少しずつ”現場で働ける感覚”が身についていくんだと思います。
■ 最後に
分からないことは聞いていいし、むしろ聞いた方がいい。
用語はあくまで手段であって、それ自体がゴールではありません。すべてを完璧に理解してから進む必要はなくて、分からないなりに触れて、使って、少しずつ理解していけばいいと思っています。
この記事が、これからエンジニアとして働く方や、同じように用語でつまずいている方の一助になれば嬉しいです。
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