長崎新聞社が選んだ使い続けられる選挙システム
複数ツールに支えられた運用から、誰でも安心して使える仕組みへ。現場視点で進めた再構築プロジェクト

【1】システム導入前の課題
── 今回の選挙システム再構築にあたって、どんな課題がありましたか?
「既存の仕組みは、複数のツールを組み合わせて運用しており、全体として一貫性がない状態でした。
ツールとツールを結ぶ部分を人が補う必要があり、その都度手作業が発生するため、どうしても時間を要する仕組みになっていました。
また、そうした運用が長く続いていたことで、特定の担当者にノウハウが集中し、属人化が進んでいた点も大きな課題でした。
誰かが欠けると運用自体が難しくなる場面もあり、安定した体制とは言えない状況だったと感じています。」
【2】パロスに決めた理由
── パロスに依頼した決め手を教えてください。
「以前から、新聞業界や報道システムの構築に強い会社という印象がありました。
実際に相談してみると、こちらの要望をそのまま受け取るのではなく、要件定義の段階から一緒に整理していただき、現場の業務や使われ方を踏まえた設計をしてくれた点が印象的でした。
単にシステムを作るというよりも、
『現場でどう使われるか』『無理なく運用できるか』という視点で考えてもらえたことが、依頼の決め手になりました。」
【3】導入後の変化
── 実際に使ってみて、どんな点が改善されましたか?
「改善された点は多くありますが、特に大きいのはWebシステム化したことです。
システムと通信できる環境であれば、場所を問わず利用できるようになり、運用の自由度が大きく向上しました。
また、画面のビジュアルも分かりやすく、一目で『どこに』『何を』入力すればよいのかが把握できます。
その結果、利用者が迷うことが少なくなり、入力ミスが減ったことも実感しています。
安心して作業できる環境が整ったと感じています。」


【4】パロスとの共創
── 開発の進め方について印象に残っていることはありますか?
「定期的な打ち合わせを通じて、進捗や仕様を丁寧にすり合わせてもらえたことが印象に残っています。
途中で認識のズレが生まれないよう、細かい点まで確認しながら進めてもらえたのはありがたかったですね。
UIについても、画面イメージを共有しながら一つひとつ決めていったので、
完成後に『思っていたものと違う』と感じることはほとんどありませんでした。
納得感を持って導入できた点は大きかったと思います。」
【5】これからの展望
── 今後の展望を教えてください。
「現在は安定した運用ができているため、まずはこの状態を継続していくための仕組みを整えていきたいと考えています。
現状はWindows環境でシステムを構築しており、OSのサポート期限を意識しながらの運用となっています。
今後はセキュリティ対策も含めて、Linux化やクラウド化といった選択肢も視野に入れ、検討を進めていきたいですね。」

【6】最後に・・・
── 最後に、パロスへの一言をお願いします。
「選挙用紙面を制作するという難しいテーマのシステムを、共に汗をかきながら構築していただき、ありがとうございました。
また、選挙システム以外にも、市況情報の紙面化をサポートするシステムや、弊社の勤怠管理システムについても同様に構築していただき、業務効率化に大変役立っています。
今後も業務効率化を進めていくため、さまざまな形で協力をお願いできればと思っています。」
長崎新聞社 編集局 情報技術担当局長 兼 情報技術部長 森慶太

── パロスから
今回のプロジェクトでは、
複雑になっていた運用を整理し、「現場で無理なく使い続けられること」を何より大切にしてきました。
要件定義から運用を見据えた対話を重ねることで、
安心して任せられる仕組みが形になったと感じています。
これからも長崎新聞社様の現場に寄り添いながら、
業務の質と安定性を支える取り組みを続けていきます。